ポエム、映画、音楽についてのブログです


by simakuma62

<   2005年 04月 ( 20 )   > この月の画像一覧

本物をさがしに

ある人が言った
「きみはノセモノだ。本物を知った方がいいよ」

私はニセモノで本物がどこかにあるらしい
本物を探しに旅にでた
世界中の色んなところに行って本物を探したけど、みつからなかった
長い間旅をしてくたびれたので、自分の家に帰ることにした

久しぶりの我が家は醤油のにおいがした
自分の机の中を開けてみたら、本物が丸めて放り投げられていた
そっと本物を広げてみたけど、しわくちゃなまま、決して元にもどらなかった
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-30 22:51 |

大掃除

今日からゴールデンウィークが始まりましたね。
外は、夏のように良い天気でした。
世の中の人はきっと、海外旅行とかディズニーランド、墓参りにでも出かけてることでしょう。

私は、おうちを大掃除をしました。
別にゴールディンウィークでなくてもできるところがミソです。

さて大掃除は、年末ではなく、この時期にやるのが一番だと力説したいです。
寒くもなく、そんなに暑くもないので、掃除するのに適した季節だと思います。
年末みたいな寒い時期に、誰が掃除をはじめたのか本当に疑問です。

今日は、布団を干したり、カーペットをはたいてみたり、いつもは掃除しない棚の隙間とかを掃除してみました。
ジャック・ジョンソンのCDを聞きながら、掃除しました。
ジャックの曲は、体感温度を下げてくれます。
(去年の猛暑に、何度ジャックに救われたことか!)

はじめは順調だったのですが、本棚を整理しはじめてから、調子が狂ってしまいました。集めていた映画のチラシとかパンフレット、マンガを読み始めたら、止まらなくなって、すっかり日が暮れておなかが空いてしまいました。
気が付いたら、色んなものが散乱していました。
とりあえず、あったところに戻して、大掃除は終了しました。

自分の部屋は物が多すぎるなーと思います。
老人ホームに入るときは、自分の持ち物はダンボール2箱までだそうです。
今のままだとそんなんじゃ絶対収まらないです。
『ガラスの仮面』と『あずみ』だけで、ダンボール2箱はいってしまいそうです。
老後の楽しみには欠かせないので、どうしたらいいんだろうって悲しくなります。
そうだ、すごく大きなダンボールを用意しようって今思いつきました!
良いアイデアが浮かんでよかったです。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-29 22:28 | その他

人間悲しいかな

今朝、電車で小指を少しだけ鼻の穴の中に入れて本を読んでいるおじさんを見ました。
小指の先ならまだ許されるとでも思っている感じがして、なんだかいやらしい感じがします。
年をとっても、小指の先を鼻に入れて本を読む人にはなりたくないなと思います。

さて、話は変わって、最近のうちの母親の口癖は「人間悲しいかな」です。
少し前まではうちの父親の口癖でしたが、すっかり母親の口癖になってしいました。
何かいい始めるとき、「人間悲しいかな」で始まります。
「汚れちまった悲しみに」の中原中也をほうふつとさせる感じがしますが、その後があまり詩人ではありません。
あんまり悲しくないことでも使っています。
もう「人間悲しいかな」を言わないと、言葉が出てこないのかもしれません。

この間電話で話した時、母親が「人間悲しいかな、人間悲しいかな、人間悲しいかな」と呪文のように立て続けに3回、同じ言葉を言いました。
そのうえなかなか話がすすまないので、ちょっとイライラしました。
人間悲しいかな、自分もその口癖がうつってしまいそうで怖いです。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-26 22:40 | その他

お寺のくせに

最近、日が長くなってきたと感じます。

この季節で一番好きな時間帯は、夜の暗さになる一歩手前、空が群青色に染まっている時です。本当にきれいだなあと思います。
空を見上げて、たまたま一番星を見つけたときは、すかさず何かお願いをしてしまいます。
神様お願いですので日々健康でありますように、とか、いい仕事が見つかりますように、と結構堅実なお願いばかりします。
願い事が叶うといいなと思います。

そういえば、うちの近所のお寺の前を通ったら、相田みつを風の字で「すべては自分のまいた種」っていう張り紙が貼ってました。
お寺のくせに、嫌な事を言うよなって思いました。
一瞬、張り紙をはがして、ヤギにでも食べさせてしまおうかと思いました。
でも、しませんでした。
誰かがしてくれるといいのにって思います。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-25 22:22 | その他

けもの道

みなさんは、金曜日の19時ごろ、3チャンネルでやっているかきこみテレビっていう番組をご存知でしょうか?
じつをいうと、運良く見られた時だけ見る番組なので、番組の時間とかタイトルの記憶がとてもあやふやです。たぶんこれであっていることでしょう。
毎回見終わった後、絶対次回は見逃さないようにしなくちゃって思うのですがすぐ忘れてしまいます。

みうらじゅんと、ローリー寺西、山本監督が、(たぶん)中学生を相手に色々なことを答える番組です。どうみてもこの3人は、3チャンネルでも中学生向きでもなさそうです。よく抜擢されたなって思います。

先週の金曜日は、途中からみたのですが、「ヘンはいいのか?」みたいなことについて三人が話していました。
この三人はもちろん、普通であるよりヘンであるほうが素晴らしいって堂々と語っていました。
これを聞いて、ほっとしました。三人の話を聞いてると、普通でいる方がおかしいっていう気になるから不思議です。

その中でみうらじゅんは、「ヘンにはもてないヘンともてるヘンがある。若いうちは、もてないヘンを貫いて、けもの道を歩くべきだ。普通であること何の疑問もたずに安心してるのが、一番あぶない」と言っていました。
これは、たぶんヘンについてだけあてはまることではないと思いました。

私はこの半年間、普通の人間になりたいってずっと悩んでいました。
普通の人のように振舞おうとすればするほどズレていってしまって、妖怪人間ベムの気持ちが本当によくわかりました。
最近は、普通になるなんて体を壊すからやめようって気づいて、肩の荷が軽くなりました。
そしてこの三人の話を聞いて、人と同じになろうとするなんてばかげていたなって思いました。
あんなに悩んでいた半年間は一体なんだったんだろう???って思いました。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-24 22:24 | その他

寺山修司

今週は、寺山修司のエッセーを読んでいます。

もう今は生きていませんが、存命中は若い女の子のお風呂場をのぞいて捕まったとか、美輪明弘や横尾忠則とかと仲が良かったとか、変わった人というイメージがあります。

さらに彼の作品は、難しいとかアナーキーなイメージがあって避けていましたが、エッセーを読んでみるとけっこう面白いです。
彼は、日常の何気ない事や常識と思っていることに対して、常に疑問を投げかけていて、多くの人とは違った物の見方を提示してくれます。案外、常識ってもろいものなのかもしれないって本を読んでいて思いました。

そして彼の言葉は、意味不明なんだけど、心に響きます。

例えば寺山修司は、他人の母親を盗みなさい、と本の中で言っています。
なぜにそんなことしなきゃいけないの?って疑問はさておき、言葉のひらめきがすばらしいなあと思います。

それから、
「大人のひげをもやしちまえ・・・空が広くなる。」ってなことも書いてありました。
何だか、はっとさせられました。

彼が書いた言葉の中で一番好きなのは次の言葉です。

ふりむくな、ふりむくな、うしろには夢がない

道路の標識みたいな言葉だけど、良い事いうよなって思います。

私も、寺山修司のような文章が書けたらいいのになって思います。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-21 23:43 | 本・マンガ

韓国語教室

昨日の夜、韓国語教室に行って来ました。
全5回のコースです。
昨日で2回目だったので、もうすぐで終わってしまいます。
さびしいです。
5回だけだと、文字と挨拶を覚えただけで終わってしまいそうです。

クラスの人数は10人ぐらいで、平均年齢は40歳以上だと思われます。
しかし、みんなしっかり勉強してきているので(というよりみんな初心者じゃないじゃんか!)、授業についていけてません。
先生に指されるたびに、あーとか、うーとか、日本語すら出ないことがしばしばです。

韓国語の先生は、顔だけでなくしぐさや喋り方までもがとても可愛いいです。
2回のレッスンとも、一番の前の席に座って、可愛いなーって思いながらじーっと見てしまいました。私は、はたから見たらちょっとした変質者に見えるに違いありません。

さて、先生の教え方はとても上手です。
体をつかったり、歌を歌ったり、ダジャレを言いながら授業をするので、授業の次の日でも結構覚えています。
(英会話だと、すぐ忘れているのに!)

昨日先生に教わったダジャレを一つ紹介しましょう!

お金は韓国語でドンと言います。

「お金はドンドン使おう!」

なんだか、体に染み付くダジャレでは、ありませんか?
こんな感じで教えてくれるので、授業があっという間に終わってしまいます。

なのに、残る授業はあと3回!
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-20 23:35 | その他

子猫をお願い

ああ、素晴らしい映画を見ました。
それは韓国映画の『子猫をお願い』です。

『吠える犬は噛まない』のペ・ドゥナがでています。
本当に、可愛いです。
まんじゅうを食べているところとか、強い風を防ぐためにマフラーを顔半分に巻いたり、さりげないしぐさが本当に可愛いです。
私はこの映画を見た後、ペ・ドゥナのマネをして赤いミトンの手袋をしたくなりました。
これから、夏がやってくるというのに・・・
韓国の女優さんのなかで、このペ・ドゥナと『オールド・ボーイ』にでてた女優さん(名前がでてこない)が、ダントツに可愛いと思います!

『子猫をお願い』は、高校を卒業した女の子たちのお話です。
自分に重なる部分が多くて身につつまされました。
願わくば、自分がもうちょっと若かった時に見たかったと思います。
学校を卒業して、社会に全く適応できなくて自分がすごく悩んでた頃に、この映画を見てたら、きっと心が軽くなっただろうなって思いました。
違う国の女の子が同じような悩みをもっているのを見て、そうか自分だけじゃないんだってすごく共感しただろうと思います。

私は20代前半までは、地位も名誉もいらないしお金もちょっとあればいいから自由でいたいと、強く思っていました。(今でも地位と名誉はいらないけど、生活費は本当にほしいって感じになってきました)なのに、いつも夢見るばかりで行動にはうつせなくてイライラしたり、自分だけがうまくいってなくて気分がどうしようもなく滅入ったり、友達の知らなかった一面をみて傷ついたり、自分が経験した気持ちが丁寧に描かれていると思いました。

この映画に特に共感したのは、若い女性が恋愛やファッションとは違うことに悩んでる姿を描いている点です。(その悩みは言葉にはうまくいい表せないものだと思います)

普通、女の子を題材にした映画のストーリーは、不細工な女の子がきれいになっていくとか、同じ人を好きになって嫉妬したり、友達の片方が白血病や癌とかの不治の病に倒れたりと、あるパターンがあると思います。
私の大好きなフランス映画の『ミナ』でさえも、やはり友達同士が同じ人を好きになるというお約束の場面がありました。
現実では、友達同士で同じ人を好きになるとか、病魔に襲われるとか(年取ったらありそうだけど)、あんまり起こらないんじゃないかなと思って、そういうストーリーに違和感を感じていました。

『子猫をお願い』はそういう話はほとんどでてきません。
本当に女の子の描き方がリアルだなと思いました。
監督が女性だと知って納得しました。
ただラストの方で、ちょっと作り話ぽい場面が出てきますが、ラストにつながっていくのでよしとしましょう。そのラストでは、私はおいおい泣いてしまいました。まんまんと監督の作戦にのってしまいました。
しかしラストは、よし自分も頑張ろう!ってポジティブになれると思います。

今これでいいのかな?って悩んでる人には、ぜひお薦めします。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-18 22:54 | 映画

コーヒー&シガレッツ

ジム・ジャームッシュ監督の『コーヒー&シガレッツ』を見に行ってきました。

映画館は、立ち見が出るほどの大盛況ですごい混んでいました。
準備にぬかりのない私は、一時間前に映画館に行って整理券をもらったので良い席に座る事ができ一安心と思いきや、信じられない出来事がありました。

それは席に座ろうと思って座席を下ろした瞬間に起きました。
茶色いバックが、私が座ろうと思った席に落ちてきたのです。
えっ何が起こったんだ?って驚いて見上げると、30代半ばぐらいの女の人が、席を取ろうとしてバックを投げたのでした。
そのうえその女性は、あなたそこに座るつもりなの?と言ってきました。
あまりの不快さに声も失ってしまいました。
その後、私は茶色のバックを無言でその人に渡して、その席に座ってしまいました。
世界一強かったら、あんな奴小指で潰してやるのに(親指使うのももったいない)って思いました。

そんな信じられないくらいムカムカする気分で映画を見てしまいました。
でも映画を見てるうちに、淡々としている映画だったので、まあいいじゃないかって気分になれました。よかったです。

コーヒーとタバコを題材にした、短編11話をつなげた映画でした。
全編を通じて、アメリカのコーヒーってまずそうだなって思いました。
きっと絵の具で作ったコーヒーに違いないです。

俳優は、渋いところをおさえています。
スティーブン・ブシュミ、ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェト、ビル・マーレイなどでていました。(それにしても、ケイト・ブランシェットは色素が薄いので、化粧をちょっと変えただけで別人のようになるなって思いました。)
ミュージシャンもでていました。
トム・ウェイツにイギー・ポップ、ホワイトストライプス、とこれまた渋めどころが出演しています。

11話の短編の中で、イギー・ポップとトム・ウェイツの共演した話と、アルフレッド・モリーナ(スパイダーマン2の悪役)とスティーヴ・クーガン(24アワー・パーティピープルの主役)の共演した話は面白かったです。とくに後者の二人の話には、にやりとさせられてしまいました。
二人の会話にでてくる、映画や監督のことをおさえていれば、きっと面白いと思います。
あと、イギー・ポップの髪がサラサラなのに驚きました。
顔は、野獣顔なのに・・・

この映画は監督や出演俳優についての予備知識がないと、楽しめないと思いました。
きっとジム・ジャームッシュの映画を全て見ていて好きな人は、きっと楽しいんだろうなと思いました。そういうくすぐりみたいなものを感じました。
後ろの席の男の人が、クスクス笑っていて、映画よりもそっちの方が気になる時がありました。

特にホワイトストライプスの二人がでてくるシーンは、二人のことを全く知らない人が見て面白いと感じる人はどれだけいるのだろうか、と疑問に思います。

しかしジャック・ホワイトは、『コールドマウンテン』のチョイ役で彼を見た時すごく気になったので、今回楽しみにしていました。(『コールドマウンテン』は気になる人ばかりが脇役でした)
ああでもジャックったらちょっと太目になっていて、あともう少しで太鼓腹になりそうだ・・・って思って、少しがっかりしてしまいました。
痩せたら、かなりの男前になるのになって思いました。

私は、食べ物や飲み物が印象的な映画を見終わった後、映画にでていた物を食べたり飲んだりしたくなることが多いです。しかしこの映画は、見終わったあと、不思議とコーヒーは飲みたくないなって気分になりました。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-17 01:05 | 映画

火の粉

以前新聞広告でのあらすじを読んでからずっと読みたかった本、雫井脩介の『火の粉』を読みました。
火曜サスペンスのようなハラハラドキドキ感で、結末や話はお決まりのパターンなのに一気に読んでしまいました。こういうサスペンスは、分っていても次が気になってしまいます。

一家三人を惨殺した疑いで、死刑判決を受けた被告人・竹内が無罪判決を受けたところから物語は始まります。
裁判が終わって数年後、無罪判決を出した元裁判官・梶間勲のもとへ突然竹内が現れます。
竹内は、梶間の隣の家に引越し、穏やかな人柄で梶間の家族の心をどんどんつかんでいきます。
しかし梶間家の周りでは、不可解な事が起こっていきます。
はじめに寝たきりだった梶尾勲の母親が死に、次に家の近くに怪しい黒い車を見かけるようになります。
そんななか、梶間家の嫁・雪恵は竹内に疑いのまなざしを向けます。
しかしそんな雪恵にも、魔の手が押し寄せてくるのでした・・・

『火の粉』は映画化が決定したそうです。
私は、テレビの二時間ドラマにすべきでしょう!と憮然としました。
もしこれを火サスでやったら、史上最高の二時間ドラマになるのにって思います。
映画にしたら、寺尾あきらが主演した『半落ち』みたいになるのではないかと心配です。

私が二時間ドラマの配役決定権をもっているとしたら、元裁判官・梶間に佐藤慶(この名前でいいんだっけかな?)、被告人・竹内に火サスの帝王・田村亮(田村正和のお兄さん)、嫁・雪恵は渡る世間は鬼ばかりで泉ピン子の娘役をやってる人、で雪恵につきまとう謎のおばさんには梶メイコをもってきます。
パーフェクトな配役で、ワクワクしてきました。
だれか私に、『火の粉』プロデューサー権をくれ!って叫びたい気分です。
[PR]
by simakuma62 | 2005-04-14 23:13 | 本・マンガ