ポエム、映画、音楽についてのブログです


by simakuma62

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ガブリエルの透視

ガブリエルには、全て分ってる。
人が時々いなくなるのは、人間の仕業だけではないと。

山は時々人に尋ねる
ばあちゃんさは、そっちにいるかねー
そんなときは、ばあちゃんはここにはいねえだ、といわないといけない。
ばあちゃんじゃなくて、子どもをさらっていくから。

山につれさらわれた子どもは、やまびこになる。
ヤッホーのへんじは、ハッホー、マッホー
おーいのこたえは、うーい、まーい

山からこだまがきこえる。
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by simakuma62 | 2006-02-28 23:26 |

オスカー・ワイルド

今までオスカー・ワイルドについて、ほとんど知識がありませんでした。
知ってることは、昔のイギリスの作家で、同性愛で有罪になり牢獄に入れられたことぐらい。

先週本屋で、オスカー・ワイルドの『幸せな王子』という絵本を立ち読みして、2回も読み直してしまいました。
なんて、悲しくて美しい話なんだろう!

オスカー・ワイルドのことよく知らないけど、これは彼自身の願望を描いた物語なんだなと思いました。
誰にも分る簡単な言葉で書かれてるけど、登場人物のセリフは深いです。
「もし楽しさが幸せと言うなら、昔は幸せだった」というセリフに、うーんと唸りそうになりました。
深読みすればするほど、言葉の意味が分らなくなってくる・・・

その後、図書館で『サロメ』を借りて読みました。
この本にも、しびれてしまいました。
なんて、残酷で美しい話しなんだろう!

本のタイトルになっているサロメは、王女の名前です。サロメは自分の踊りを見せた褒美として王様に、自分の愛に答えてくれなかった男の人の首を要求します。
可愛さ余って憎さ100倍ってこういうことをいうのだなと思いました。

間違って旧訳バージョンを借りてきてしまったので、読みにくくてしかたがありませんでした。
小さな「っ」が全部大きな「つ」だし、「そうだ」が「さうだ」で、「い」が「ゐ」になっていたりして、慣れるまでに時間がかかりました。

それにしても、ワイルドってすごい名字だなと思います。
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by simakuma62 | 2006-02-27 23:29 | 本・マンガ

ジェフ・ハンソン

今日は、アメリカ人のミュージシャン、ジェフ・ハンソンのライブを見に行って来ました。

それにしても、途中からでかい男の人が二人も前に現れて、何も見えなくなってしまった。
私の隣にいた人も背が小さい人だったので、なんて自分勝手な人達なんだろうと思いました。そのうえデジカメで写真を撮り始め、シャッター音も消してなくて、心の中でばか、ばか、おばかって10回ぐらい唱えときました。
デリカシーがないから、そういうことが出来るんだろうなと思います。

前座は日本のバンドは二つでした。
そのうちのトクマルシューゴというバンドがとてもよかったです。
演奏を聴いて、おっこれは!って思いました。
前座のバンドで良いなと思ったのは、これが初めてです。
しかし歌はとてもいいけど、ボーカルの喋り方が膝ガックンでした。
余計なお世話かもしれませんが、曲だけでつなげていった方がいいと思います。

ジェフ・ハンソンは、彼の曲と外見のものすごいギャップにびっくりしました。
繊細なメロディー、女性のようなハイトーンボイスから、繊細でシャイな人というイメージを勝手に作り上げていました。
本物のジェフは、陽気な肉屋の御主人といった風情でした。
最初のあいさつでも、ここ暑くない?ぼく汗っかきなんだよね、ってなことを言っていました。
エリオット・スミスを引き合いに出されることの多いジェフですが、彼は自殺することはないだろうと思います。

アコースティックで演奏していましたが、途中からトクマルシューゴのバンドが加わりました。
バンドの演奏での方が、断然良かった!
今度来日する時は、絶対にバンドを連れてきてやってほしいと思います。
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by simakuma62 | 2006-02-27 00:13 | 音楽

WEL.COM

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誘われて、ジェイミー・カラムのインストアライブを見に行ってきました。
おとといまでジェイミー・カラムにあんまり興味ありませんでしたが、インストアライブに行ってすぐ大好きになりました。
早速先行予約申し込みました。
あー楽しみ。

ジェイミー、かわいくてかっこいい。
ほれぼれするような男前でした。
(演奏中に志村けんのアイーンの顔になってる時もあったけど・・・それも素敵だった)
演奏中ずっと、すごい!と思わず引き込まれてしまった。
もっと、もっと見たかったな。

あとジェイミー・カラムのはいてるジーパンが良い色合いだった。
あんな色のジーパンが欲しい。
そして、かっこいい時計をつけてた。
どこのメーカーの時計なんだろう?
私も似たようなのでいいから、あんな時計したい!

その後、原宿のユナイテッド・アローズまで行って、ストロークスの無料のフライヤーをもらってきました。
夕方に行ったのでもうないかと思ったら、まだあってよかったです。
店内では、ストロークスの曲が流れていました。
店員さんがおしゃれで感じがよくて、ため息がでてしまいました。
家に帰ってストロークスのフライヤーを見てみました。
無料でもらっておいてなんなんですが、この出来はどうなんでしょう???
きっと有名な写真家が撮ったのでしょう。
でも私が撮ったということだったら、きっと失敗作として判定されると思います。

写真を見て思いました。
ストロークスのみなさん、お肌が荒れてますよー
ということで、納豆化粧水とクリームを薦めたいと思います。
それでもダメだったらスースーするけど、顔にメンソレータムを塗ると良いと思います。
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by simakuma62 | 2006-02-26 01:15 | 音楽

穴をほる

暑い昼下がり、穴を掘る。
井戸を掘るために。
水がなくて、みんなのどが渇いているから。
はやく井戸を掘って、みんなにおいしいお水を飲ませてあげたい。

掘っても、掘っても、水は出ない。
場所を変えても水はでない。

ある日、近くで工事が始って、蛇口から水が出始めた。

背広を着た男が言う。
きみはバカだな。
ここを掘っても水なんかでないよ。
蛇口から出る水は最高だね。

見物人も、背広の男と一緒に笑う。

蛇口からでた水なんて不健康すぎて飲めません、とみんなに言い返してやった。

のどが渇けば、コーラを飲んだ。
おなかがすけば、マクドナルドのハンバーガーとポテトを食べ続けた。
気がつけば、体はくじらのように重くなり、糖尿病になってしまった。

それでも、毎日穴を掘りつづけた。
水じゃなくて、温泉を掘り当てるために。
今度は、自分だけのために。
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by simakuma62 | 2006-02-24 23:09 |

阪田寛夫の詩集

先週から、ちょっとずつ阪田寛夫の詩集を読み始めました。

阪田寛夫の名前を知らなくても、日本人だったら彼の書いた詩を必ず一回は耳にしたことがあるはず!「サッちゃん」や「ネコふんじゃった」、「どうしておなかがへるのかな?」などの詩を書いた人です。

自称詩人として、やはり彼の詩は押さえておかないといけないだろうと思いました。
そして詩集を読んで、彼の才能にちょっと嫉妬してしまいました。
「ガラスの仮面」であゆみさんがマヤの才能に嫉妬する気持ちが、今ようやく分ったような気がします。

特にすごいなと思った詩を載せてみます。

「カミサマ」

こんなに さむい
おてんき つくって
かみさまって
やなひとね

無駄な言葉が何一つない!すばらしすぎる・・・

阪田寛夫の詩を読んで、彼の足元にもおよばない、どうしたらこんな風に書けるんだろうって真剣に考えてしまいました。
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by simakuma62 | 2006-02-23 22:53 | 本・マンガ

青の炎

『黒い家』の貴志祐介が書いた『青い炎』を読み終わりました。
最後のところは、おうちで読んでよかった。
切な過ぎて、おいおい泣いてしまった。

17歳の男の子が完全犯罪に失敗して、自分でケリをつけようとするラストが本当に切なくなりました。
本を読んでいる間、ずっと主人公の男の子の完全犯罪に手を貸してあげたくてしかたなかった。
でも毒薬や電気のところで公式が出てきて、難しくてサッパリ意味が分りませんでした。
よく考えてみると彼に手を貸すどころか、かえって足手まといになりそうです・・・

完全犯罪は難しい・・・
とりあえず、この本みたいに毒薬とかナイフはダメだと思うなー

『愛犬家殺人事件』(共犯者が書いた)の本を読んだときに、こうすれば死体は見つからないんだ!ってすごいゾッとしたけど、やっぱり犯人は捕まっている。
完全犯罪なんてありうるのだろうか?と少し考えてしまいました。

そもそも完全犯罪が成立したら、世の中には出てこないわけだから、どこかでは完全犯罪はうまくいってるんだろうなと思いました。
日本の人口は1億2千万人(であってるかな?)と言われてるけど、もしかしたら1億1千万人ぐらいだったらどうしようって思いついてしまいました。
本当は誰かに消されてたら??
それとも、秘密の地下壕で1千万人もの人が地上の生活を支えるために働かされてたら、どうしよう??(これは中学生2年生の時にやった劇のストーリーです・・・)
色々考えてたら、自分はなんてひどい世の中にすんでいるんだろうという気持ちになってきました。
平穏な毎日が一番だな、と思います。
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by simakuma62 | 2006-02-22 22:03 | 本・マンガ

スノーパトロール

イギリスのバンド、スノーパトロールのライブを見に代官山まで行って来ました。
4月に新しいアルバムがでるので、プロモーションを兼ねたライブのようです。
新しい曲と前の曲を、半々ぐらいやってくれました。
曲調は静かな感じなのに、演奏はアグレッシブだった!
かっこよかったです。(写真ではいまいちな彼らだけど、実物はかっこいい!)
新曲もよかったので、新しいアルバムを聴くのが楽しみです。

二年ぐらい前に出た彼らのファーストアルバムを何回聴いた事だろう?と思う。
しかし続けて何回も聴いてしまって、ちょっと飽きてしまいました。
それ以来、あんまり聴いてません。(それじゃあ、だめじゃんって気もしないではないけど・・)
だけど今日の演奏を聴きながら、やっぱりいいわ~って思いました。

今日は、ボーカルの人の機械の調子が悪く、そちらに気を取られすぎの時があってちょっと残念でした。素人の私にはそんなに音が悪いように思えなかったけど、やはりミュージシャンにはこだわりがあるのだろうと思いました。

ボーカルの人は、全部僕のミスだ、と謝っていて好感がもてました。
そして機械の調子が悪いのが気になって代表曲をちゃんと最後まで歌えなかったので、後の方でまた同じ曲を歌いなおしてくれました。
普通は調子が悪くても、歌ったことにしちゃうんじゃないかなーと思います。
そしてライブ終盤ではボーカルの人が、新曲を辛抱強く聞いてくれてありがとう、って言っていました。
ストロークスと大違いだ!(でもそんないけずなストロークスも、好きなのね・・・)
スノーパトロールは売れるまで苦労したそうなので、その分気配り上手なのかもしれません。
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by simakuma62 | 2006-02-21 23:45 | 音楽

黒い家

貴志祐介の『黒い家』を読みました。
たしか、何年か前に映画化されたはずだと思います。
大竹しのぶが怪演したらしい・・・
ちょっと見てみたい。

会社の隣の席の人が、前に『黒い家』を読んですごく怖くてゾッとした、と言うので読んで見ることにしました。
読み始めたら、面白かったけど、本当に怖かった。
絶対、生命保険会社では働かないって思った。

『黒い家』を読んで、和歌山カレー事件の林ますみのことを思い出しました。
たぶんあの事件がなかったら、この本を読んでもそんなに怖くなかったと思う。
ちょっと大げさに書いてるとか、所詮フィクションだよね、で感想は終わりだったと思います。
だけどあの事件の後では、そんな風には思えない!
しかも作者が保険会社で働いてたそうなので、説得力があるような気がします。
そして読み終わった後もなんだか、不穏なザワザワ感が抜けません・・・
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by simakuma62 | 2006-02-19 22:47 | 本・マンガ

僕のニューヨークライフ

ウディ・アレンの『僕のニューヨーク・ライフ』を見てきました。
途中話がだれて(同じことの繰り返しが多くて)、少しイライラしました。

映画を見ていて、ウディ・アレンはおじいちゃんだなーと思った。
なんだかうちの母方のおばあちゃんに似ている・・・
たしかに、もう70歳だから年取っていて当たり前だよなーって思いました。
監督に専念すればいいのに。

前に、ウィノナ・ライダーとロバート・ダウニー・JRがこの作品(だったと思う)を降板させられたと耳にしたことがある。
その代わりに、アメリカン・パイで主演をやっていたジェイソン・ビックスとクリスティーナ・リッチが出ていました。
どちらかというと、ウィノナ・ライダーとロバート・ダウニー・JRの方で見たかった。
二人が出演していたら、全く違う映画になってたんじゃないかなと思います。

クリスティーナ・リッチは、あんなに痩せているよりぽっちゃりしている方が可愛いのにと思う。あの細い眉も、なんだか気になる・・・
アダムス・ファミリーのクリスティーナ・リッチが好きなので、今回みたいにモテモテの役というのにはどうも違和感がありました。
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by simakuma62 | 2006-02-18 22:16 | 映画