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by simakuma62

キャッチャー・イン・ザ・ライ

村上春樹が翻訳したキャッチャー・イン・ザ・ライを読みました。

そのむかし、あれはたしか、ミポリンがワンズと組んで世界中の誰よりきっとを歌っていた頃、「ライ麦畑でつかまえて」のタイトルでこの本を読みました。

キャッチャー・イン・ザ・ライより、英語の意味と違うかもしれないけど、ライ麦畑でつかまえてのタイトルの方がいいと思います!

昔は、なんてつまらない本なんだろう、最低、と思った記憶があります。

主人公のホールデン少年が、全然好きになれなかったし、わがままにしか思えなかったからです。

でも、今になって読み返してみたら、すごく面白かったです。

読んでいるうちに、自分がホールデン少年に思えてしまいました。
すごく共感しました。
ただこの年になって、自分がホールデン少年とダブって感じるのって、相当ダメダメな感じがする・・・。

物語の中で、ある先生がホールデン少年を心配して、人が何かを探し求めているにも関わらず、周りの環境がそれを提供すことができない、あるいは周りが自分にそれを提供できないと考えた場合に、落ちていく人はただただ落ち続けるっていうセリフが印象的でした。

なんで自分は、ホールデン少年と同じ年頃に読んで、この本の良さを理解できなかったんだろう・・・と不思議に思いました。
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by simakuma62 | 2010-01-17 22:57 | 本・マンガ