ポエム、映画、音楽についてのブログです


by simakuma62

フローズン・リバー

アメリカ映画の「フローズンリバー」を見ました。

久々に、すごい映画を観た!ってゾクゾクしました。
すごいなー、ストーリーとか登場人物とかホントにうまい!と思いました。
お金を使ったアクションがあるわけでもなく、ショッキングな映像があるわけでもないのに、ハラハラドキドキしました。

最初は、次々と犯罪に手を染めていく主役の女性二人に感情移入できないんだけど、見ているうちにどんどん彼女たちを応援していって、どうか捕まりませんように!逃げ切って!って気持ちになりました。

最初は、彼女達の置かれている身の回りのお話しが、見終わった後に社会問題が浮かび上がってくる映画だったなと思いました。

登場人物の個人的な物語が、最後には社会問題と結びついていく映画が凄く好きです。
例えば、にくしみとか時計仕掛けのオレンジ、未来世紀ブラジルなんかが大好きだ!

あとラストが、すこし希望のある終わり方ですごくよかったです。
ハッピーエンドじゃなくて、すこし希望があるっていうのがいいと思います!

見終わった後に、フラフラして、気がついたら家についていました。
本当に、凄かったのを見た後って周りが全然見えてないです。

フローズンリバーは、女性の新人監督コートニー・ハントが手がけ、出演している人はほとんどが無名です。
唯一主役を演じた女優さんが、色んな映画に脇役で出演しているんだけど、出演作をみてもどの人だったか思い出せないです。

こうやって無名の人たちが、低予算ですごい作品を見るとゾクゾクします。

実は、去年やった映画祭のボランティアでこの映画の監督が来日していました。
なのに時間があわなくて、見逃してしまいました。

見た人が、すごい素敵な監督さんで大ファンになったって言ってました。
今考えると、無理してでも見に行けばよかったです。
質問コーナーもあったのに。
今は、監督にいっぱい聞きたいことがあります。
歯軋りしるぐらい悔しいです。

去年のアカデミー賞主演女優賞に、この映画のメリッサ・レオがノミネートされていました。
その年は、愛を読む人のケイト・ウィンスレットでした。
ドイツ人役のなのにドイツ語しゃべってないし、原作の方がよかったから、映画は好きになれなかったです。

だからメリッサさんのほうが取るべきだったし、この作品が助演女優賞にも作品賞にも監督賞にもノミネートされてないなんて、一体全体どういうことだろうと、去年の事なのにちょっと腹が立ちました。

今までも自分の好きな作品はノミネートすらされてないこともあって、本当にアカデミー会員の人たちとは気が合いません!
少しイライラしてきました。

でもアカデミー会員にならせてくれたら、すぐに許してあげます!
会員にならせてくれなくても、会場のお手伝いをさせてくれるのでもいいです・・・
d0017928_22362982.jpg

[PR]
by simakuma62 | 2010-03-14 22:36 | 映画