ポエム、映画、音楽についてのブログです


by simakuma62

ハネムーン・キラーズ

大好きな映画『ハネムーン・キラーズ』が、ハリウッドでリメイクされてもうすぐ公開されると、立ち読みした本屋で知りました。
出演者の名前に、ジョン・トラボルタがあって、クラクラして雑誌を落としそうになりました。
見る前から文句言うのは良くないけど、そんなの嫌だ。
ジョン・トラボルタなんて、それはありえないよ!

最近、世の中の動きは自分の考えとは違う方向へ、遠く離れていくんだなあと思います。
リメイク版はどんな感じになるのかな?
お涙頂戴みたいなラブストーリーになったら絶対に嫌だけど、そんなことで頑なになる自分も嫌。
人間、意固地になるのはよくない!
というわけで、トラボルタの母親になったつもりで大らかに見守りたいです。

『ハネムーン・キラーズ』はカルト映画扱いされているけど、全然カルトじゃないと思います!
人間の普遍的なテーマを扱っているのに・・・

主役の女の人は、ぶさいくで、嫉妬深くて、友達もほとんどいないという設定です。
そして相手の男の人は、ウソつきで軟弱で、全くかっこよくありません。
そんな二人が、結婚詐欺を起こしながら、連続殺人事件をしていく物語です。
(実際にあった事件だそうです。)
どうしようもない二人なんだけど、映画のラストで女の人が相手の男の人からの手紙を読んで、泣きながら叫ぶところで、心が揺さぶられました。

監督レナード・カッスルは、映画を公開(1970年)した後、批評家・観客から評価されないだけでなく、友人も失ってしまったことに落胆して、これ一本しか作品を撮ってないです。

しかし海の向こうフランスでは評判が良くて、フランソワ・トリュファーや作家のマルグリット・デュラス、最近亡くなったミケランジェロ・アントニオーニも絶賛したそうです。
それを聞いて良かったと思いました。
私は自分の好きなものは皆も好きになるはずだと思っているので、自分の趣味が世間でマイナー扱いされているとビックリです。
この作品も、『タイタニック』や『世界の中心で愛を叫ぶ』のようなメジャーな扱いになる日がやってきてほしいです。
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by simakuma62 | 2007-08-02 22:22 | 映画