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by simakuma62

マーティン・ドレスラーの夢

アメリカの作家、スティーヴン・ミルハウザーという人が書いた『マーティン・ドレスラーの夢』という本を読み終わりました。

6年ぐらい前にピュリツアー賞を受賞した作品らしいです。

今から100年以上のアメリカ、まだ摩天楼が建つ前のニューヨークを舞台。
マーティンという一人の青年が、今まで誰もみたことのないようなホテルを次々建てていって、やがてみんなが理解できないくらい奇抜になりすぎて、失敗していくという物語です。

本当はとてもドラマチックなお話なのに、淡々とした描写が進んでいって、今まで読んできた栄枯盛衰物語とは、ちょっと毛色が違うなーと思いました。
最後の終わり方も、少し前向きな感じでいいなーと感じました。
読んでいるとき、ジェフリー・アーチャーの「チェルシーテラスへの道」って本を少し思い出しました。

のってる人っていうのは、お金やコネがなかったとしても、新しいアイデアがどんどん出てきて、失敗することが気にならないんだと思います。
随分前に、シネカノンという映画の配給会社の社長さんの話しを聞いたときも、そんな感じのことを感じました。

くだらないアイデアはどんどんでてくるのになー、だけど自分はのってないから、きっとうまくいかないんだろうなーと思います。
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by simakuma62 | 2008-08-30 21:25 | 本・マンガ